今夜は少し寒かったですが、診療終了後にがんばって骨粗しょう症の講演会で勉強してきました。
印象に残ったことを書いておきます。世界で年間200万人が骨折しているそうです。50歳以上の女性では生涯2人に1人が骨折を経験するそうです。65歳以上の骨折患者において5人に1人しか骨折後十分な検査や骨粗しょう症の治療を受けていないということです。
また、骨折を起こした方の予後は骨折を起こさない方に比べて、死亡率が有意に高いことが指摘されています。骨粗しょう症の治療薬の1つであるビスフォスフォナートで心筋梗塞の発症が抑制されているというデータも示されました。
以前より当院では内科にしては骨粗しょう症の治療には前向きでした。それは骨粗しょう症による骨折も人が寝たきりになる大きな原因であると考えていたからです。寝たきりになりたくないから高血圧の治療をするのと同じ感じで骨粗しょう症の治療を行って、防げる骨折を防ぎたいと考えています。
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